「森と魔法ワークブック」データ完成
今回の無料体験では特典として「森林浴ワークブック」もお渡ししようと考えています。
森林浴でよりリフレッシュできるポイントを4つのエレメント(自然元素)に分けて紹介するとともに、ふと感じたり気づいたことを書いておけるメモ欄も設けてあるので、日常に戻っても森の時間とつながりを持つことができるよう設計してあります。
森林浴無料体験は、今週土曜を含めてまだ空きがありますので、どうぞこの機会にお試しください。
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②3月11日(土) 10:00~12:00 吉田町民谷(集合・あわいの杜)
③3月14日(火) 10:00~12:00 吉田町民谷(集合・あわいの杜)
④3月22日(水) 10:00~12:00 吉田町民谷(集合・あわいの杜)
⑤3月25日(土) 10:00~12:00 木次町日登(集合・木次商店街内)
※集合場所の詳しい住所はお申し込み完了時にお知らせします。
※小雨も実施する場合がありますので、雨具をご持参ください。
▼お申し込みはこちらから(Gフォーム)
https://onl.la/Z23ecUw
(お申し込みは、各日程前日17時までにお願いします)
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自然体が浸透する
魔法使いたちが使う考え方の中に「形が似ている物質や部位は、似ている物へ効果を発揮しやすい」という視点があります。
特に漢方では「象形薬理(しょうけいやくり)」と言って、「脳の形に似ているクルミは脳機能を助ける」や「腎臓の形に似てる豆は腎の気を補う」などと用いられるほか、アロマテラピーでも目的に応じた精油を選ぶ時に使われます。
※葉っぱは呼吸器、花は生殖に関する機能へ効果を発揮する、など
それはまさに私が魔法に感じる「科学が発達してなくても、あの手この手で健やかに幸せに暮らそうとした暮らしの知恵」らしさを感じて、いじらしく思う部分なのですが。
そうすると自然に触れることも同じなように思うのです。
話は飛躍するかもですが、
草も木も虫も動物たちも、べつに遠慮しあったりしてなくても、不思議と調和していて。
草も木も虫も動物たちも、彼ららしくただ生きている状態は、「自然体」とも言えるんじゃないかと思っていて。
そんなふうに「生き物がそのものらしく好きに生きて全体が調和しているもの」である自然に触れることは、その人の「その人らしくすごしている状態」である「自然体」を引き出すきっかけになるんじゃ、なんて思うのです。
ちょいと突飛な発想だとは思いますが、森に入る時、どこか祈りのようにそう思ってます。
春待つ静寂の森
2月上旬、森林浴フィールドの下見がてら、森に行っていました。
今冬しっかり積もった雪も、日陰の少々を残すのみ。
静かでかすかに針葉樹のさわやかな香りのする、いい時間を過ごせました。
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私が「森林浴いいなあ」と思う理由。
その一つは、マインドフルネスとやらを知らなくても、森に行けば近い感覚を得られやすいと感じるからです。
数年前コーチングを受けていた時に、マインドフルネスを勧めてもらったことがありました。
まず、感情に気づくこと。
出来事と感情を切り分けること。
感情に気づいたら、呼吸に意識を向けること。
導入として、そんなことを教えてもらったと思います。
しかし、その時の私は常に感情の波浪警報が出っぱなしで、マインドフルネスのなんたるかがさっぱり分かりませんでした。
感情には気づいてます。
この感情をどうにか鎮めたりしたいんです。
気づいても、呼吸を意識しても、しんどいの何にも変わらないんですけど。。泣
そんな調子でまったくピンとこなかったマインドフルネス。
(その時もなんだかんだ山道ドライブたくさんしてました)
けど忘れた頃に少し「こういうことだったのかな?」と分かる部分が出てきたのが一年前。
そして森林浴ファシリテーターの講座でも出てくる「五感を意識するとよりリフレッシュできる」という点が、マインドフルネスな状態とも通じる部分があると思い、森林浴の案内時の参考にしようと一通り教えてもらうことにしました。
まだまだ序盤ですが、面白いです。
面白いけど、これを説明で伝えるのは至難の業だ、と思いました。
そりゃあ感情の嵐の中にいた私が、すぐに分かるはずがないです。笑
けど、意識の中で知らぬ間に振り回されている思考から、感覚モードへ切り替えるのに、森や自然の刺激は心地よく適しています。
なので、行けば勝手にマインドフルネス的な状態に近づけるのが森だと思うのです。
「理由はよく分からないけど、行けばなんだか気持ちいい」
どんな効果を感じられるかは人それぞれ。
そんなユルさも、自然に触れる醍醐味だなあと思ってます。
森林浴無料体験会を開催します!
昨年12月のあわいの杜イベント内で「森と魔法ツアー」と銘打ち実施した森林浴体験。
いよいよ芽吹きの時期を前に、無料体験会を実施します。
気に入っていただけたら、下記日程のうち何度お越しいただいても構いません。
短い時間ですが森でリセットして、きたるべき春に備えませんか?
皆さんのお申し込みお待ちしています◎
①3月7日(火) 10:00~12:00 木次町日登(集合・木次商店街内)
②3月11日(土) 10:00~12:00 吉田町民谷(集合・あわいの杜)
③3月14日(火) 10:00~12:00 吉田町民谷(集合・あわいの杜)
④3月22日(水) 10:00~12:00 吉田町民谷(集合・あわいの杜)
⑤3月25日(土) 10:00~12:00 木次町日登(集合・木次商店街内)
※小雨も実施する場合がありますので、雨具をご持参ください。
※集合場所の詳しい住所はお申し込み完了時にお知らせします。
▼お申し込みはこちらから(Gフォーム)
(お申し込みは、各日程前日17時までにお願いします)
▼その他
○服装:森歩きしやすい、長袖、長ズボン、スニーカー
○カバン:リュックサックなどの両手が空くものがおすすめ
○あると安心:雨具(カッパ推奨)、飲み物、マスク、タオル、保険証、花粉症の方はいつもの鼻炎薬等
自己紹介
こんにちは。
「森と魔法」という屋号で、島根県の奥出雲地方と呼ばれるエリアを中心に、森林浴のご案内をしています。
私は10代の終わりに引きこもる時期があり、その後憧れていた仕事に就くことができましたが、その中で体調を崩し休職も経験しました。
プライドと負けん気の強さからか、対人関係に悩み自分の感情の動きに振り回される。
マインドフルネスを勧められて「感情に気づくだけでいい」と言われても、しんどいのは変わらない。
気がつくと「自分がいないところでは、こんな会話が起きてるんじゃないか」を想像し、その想像の会話への反論を考えつづけるあまり、どんどんその相手に対し身構えてしまう。
感情のコントロールができないなんて私は社会人失格だ、と思う時期が続きました。
けど振り返ると、私は小さい頃から苦しい時を森や自然に力をもらって乗り越え、また日常を創造することを再開してきました。
登校時に仲間外れにされた時は通学路から見える里山の景色、10代の終わりは父との山道ドライブに救われ、社会人になってからも昼休憩には近くの山に行き、一人ピクニックで英気を養い午後に向かう。
無意識に森や自然から力をもらい、支えられてここまで生きてこれたと感じています。
それと同時に、惜しみなく私を支えてくれる里山の様子に胸が痛むことも増えました。
好きだった山が、いとも容易く丸裸になり、削られ、山体を無くしていく。
それは地方を支える経済活動として必要なことであり、その得られた恩恵を私もどこかで受けているかもしれません。
けれど「経済活動」において、私の好きなたくさんの緑と生き物が住む里山は、低い価値に置かれているのを目の当たりにしていると感じます。
それで本当にいいの?
山や森は地権者のものだけでなく、たくさんの動植物や虫や微生物の住む場所でもあるのに。
そして人間も自然が乱れては生きていけないのに。
そんな時、「あたらしい森林浴」という本に出会いました。
そこには森に入る体験を通じて心身にもたらされる好影響が、研究にもとづいたエビデンスとともに書かれており、また森林空間という存在自体に価値をもたらせる可能性についても書いてありました。
そこから、私が森に入るとなぜ悩みから解放され、身体が軽くなったように感じ、自然と少し前向きになって日常に戻っていけたか、その理由が分かりました。
そしてこの森林浴体験を通じて、人と森がお互いを健やかに保つ循環が生まれるかもしれないと思ったのです。
今も心のモヤモヤが湧くことはあります。
話す相手の視線の動きから、自分は避けられているんじゃ…なんてふと思うこともあります。
けど、それをずっと考えることが本当少なくなりました。
次の予定に向かう時は、自然と気持ちが切り替わり、次に向けて楽しみに思う自分に気がつきます。
(以前は気にかかることがあると、次の予定の間もずっとモヤモヤしていた)
しんどい思考がぐるぐるするとき、それを止めようと思っても、余計に大変です。
けど森に行けば、自然の心地よい刺激が五感をくすぐり、思考から感覚に意識のフォーカスが変わって、しんどい思考から離れやすくなります。
自分とのつながり
誰かとのつながり
自然とのつながり
いつもの思考からやさしく離れて、感覚を楽しめばきっと見えてきます。
あなたと森でお会いできること、楽しみにしています。